今回は、Torrentでルーターが落ちる原因とその場合の対処法を紹介します。
原因は高負荷

ルーターも一種のパソコンのようなもので、CPUが搭載されています。
CPUとは、人間で頭のような役割を果たすものです。
そのCPUがルーターを通過するインターネットトラフィックを処理しています。
もし、通過するトラフィックがCPUの処理速度を超えると自動的にシャットダウンされるようになっています。
そのため、ルーターが落ちてしまうのです。
Torrentが高負荷な理由
1.通信料が膨大

通常のインターネット通信の場合、1日で2~3GB程度のやりとりしかしません。
しかし、Torrentの場合、わずか5分ほどで2~3GBのファイルのやりとりをおこなうことになります。
通常の何倍もの通信が行われるため、ルーターがその負荷に耐えられなくなるのです。
2.通信先が多すぎる

あなたがインターネットでサイトを閲覧する際には、そのサイトが運営されている1つのパソコンと接続されるだけです。
同時にYouTubeなどを見ていても、同時接続数は多くても10個程度です。
しかし、Torretの場合、100個近くのパソコンと接続されることになります。
この量をルーターが処理することになるため、かなり高負荷になります。
ルーターを落とさない対処法
1.同時接続先を制限

多くのクライアントソフトには、同時に接続する数を制限する機能があります。
初期設定では、接続先は無制限に設定されています。
それを低くすることで、ルーターへの負荷を減らすことができます。
2.通信速度を制限

通信速度をあえて制限することで、ルーターへの負荷を減らすことができます。
アップロードとダウンロードの速度を制限すると、ルーターが落ちることを防ぐことができます。
以上がルーターが落ちる原因とその対処法です。
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