皆さん、iPhoneの画像管理はどのように行っていますか?
iPhoneの中だけで写真のデータを管理しようとすると非常に大変です。

最新のiPhone11では、購入時に64GB・128GB・256GBのどれかのストレージ容量の中から選択することになります。
一番容量の少ないモデルと多いモデルの間には、およそ2万円弱の価格差があります。
そのため、多くの人は多くても128GBのモデルを購入していると思われます。
そうすると、日々の写真や動画をiPhoneに保存していくと、容量がどんどん無くなっていまい増す。
iPhoneの容量が少なくなると、新たな写真や動画を保存できなくなり、新しいアプリのインストールや更新ができなくなってしまいます。
また、iPhoneではiOSというソフトウェアが常に動いています。
このソフトウェアは、使っていくうちに更新がされていき、そのソフトウェアが利用している容量がどんどん大きくなっていきます。
そのため、実際に利用できる容量は購入時に選択した容量より小さくなってしまいます。
そうなってくると、iPhoneに保存できる写真や動画の枚数は少なくなってしまいます。
それではどうするべきなのでしょか?
iCloudを利用する

iCloudを利用すると標準の写真アプリから勝手にiCloud上に写真データを保存してくれます。
しかし、これにも罠があって、適切な設定をしないとiPhoneの中から写真データを削除すると、自動的にiCloud上からも削除されてしまうことがあります。
また、写真などのデータを端末に保存せずに直接iCloudに保存することも難しくなっています。
まったく、何も考えずに自動的に同期される点はiCloudは優秀なのですが、ちょっと踏み込んだことを行おうとすると非常に難しいです。
パソコンを併用する
それでは、どのようにすればiPhoneの写真や動画のデータを簡単に管理できるのでしょうか?
Macの場合
利用しているパソコンがMacの場合は、特に何も考えずに最初からインストールされているソフトウェア「iTunes」を利用することで、簡単にパソコンからiPhoneの写真を管理することが可能です。
Windwosの場合
利用してるいるパソコンがWindowsの場合は、そう簡単にはいきません。
Windows版のiTunesを利用することで、簡単に写真や動画の管理を行うことが可能そうですが、ドライバのインストールが必要なときも初心者には、ちょっと難しいかもしれません。
やり方がわかっても、3つ大きな問題があります。
1. iTunesがめちゃめちゃ重い
iTunesは元々はMacにために作られたソフトウェアです。
また、開発元であるAppleもMacでそのソフトウェアを利用してほしいため、Windowsにはソフトウェアが最適化されていません。
そのため、ちょっと軽い操作をしたいだけでも、動作がめちゃめちゃ重いです。
Appleの公式サイトによると「2.0GHz Intel Core 2 Duo以上の速度のプロセッサ、1GBのRAM、Intel GMA X3000、ATI Radeon X1300、NVIDIA GeForce 6150以上のグラフィックプロセッサ」が推奨スペックとなっています。
細かく書かれていても、わからないと思います。
具体的に言うと、ここ2~5年間に10万円以上で購入したパソコンであれば問題なく動作します。
ただ、古いパソコンや一時期はやっていたモバイルノートなどだと、動作が非常に遅くなってしまいます。
2.画像形式が特殊
通常のパソコンなどで利用する画像ファイルはJPEG形式。動画ファイルはH.264(MP4)形式となっています。
しかし、iPhoneでは容量を削減するためにそれぞれHEIFとHEVCというファイル形式となっています。
これらのファイルは非常にやっかいなファイルとなっています。
まず、Windowsでは標準で表示されることができません。
フリーソフトで変換しようとしても、これといって利用可能なソフトウェアもありません。
そのため、例えばWindowsパソコンとiPhoneを接続して、ファイルをそのままコピーしてもWindowsで見れない可能性が高いです。
3.フォルダ形式が複雑
iPhoneとパソコンを接続して、エクスプローラからデータを直接コピーしやればいいんじゃないかと思う方もいると思います。
実はそうも簡単にはいきません。
スマホから写真アプリを開いて、写真一覧を見るとすべての写真や動画を簡単に見ることができますが、システム的には別々のフォルダに保存されています。
これらのフォルダも時系列順に並んでいるわけでもないため、それをWindowsパソコンから管理しようとすると、大変です。
専用ソフトウェア「DearMob iPhoneマネージャー」を利用する
そこで、今回紹介するソフトウェアは「DearMob iPhoneマネージャー」です。
このソフトウェアを利用すると、簡単にiPhoneの様々な管理を行うことができます。
また、このソフトウェアで写真や動画のデータを転送すると、自動的にソフトウェアがパソコンから読み込めるファイル形式に変更できます。
それでは、実際に「DearMob iPhoneマネージャー」を利用してスマホからパソコンに写真を転送してみましょう。
「DearMob iPhoneマネージャー」公式サイトにアクセスして、ソフトをダウンロードしてインストールしてください。
パソコンとの相性の問題もあるため、まずは体験版で利用することをおすすめします。
ソフトウェアを起動したら、「写真転送」をクリックしてください。

すると、iPhoneの中の写真が一覧で表示されます。

次に、パソコンの転送したい写真を選んで、左上のエクスポートと押してください。

すると、自動的にパソコン内の「ピクチャ」フォルダの「DearMobiPhoneManager」というフォルダに写真が転送されています。
以上で「DearMobiPhoneManager」での写真の転送方法は終了です。
あとは、自分でフォルダごとに管理することで、簡単にパソコン内部の写真のように管理することができます。
コメントを残す