今回は、iPhoneのバックアップについての解説記事となります。
皆さんも、インターネットからダウンロードした動画や自分で撮影した画像などをiPhoneにたくさん保存していると思います。
そこで質問です。
スマホが壊れてした時や無くしてしまった時の対策はしっかりと行っているでしょうか。

つい先日、私も、サブ機として利用していたAndroid端末を落としてしまいました。堅いコンクリートにディスプレイ部から落としてしまったため、「割れたかも。」という不安がよぎりましたが、ディスプレイは割れずに済みました。
しかし、電源ボタンを押してもまったく画面が明るくなりません。
そのスマホの電話番号に電話をかけると、真っ青画面が表示されました。
そうなんです。ディスプレイは割れずに済みましたが、中の基板が壊れてしまいました。
ここから問題となったのがデータの復旧です。画面が表示されないため、ロックを解除できません。
パソコンから接続しても、ファイルの中身を見ることはできませんでした。
ここで試みたのが、クラウドからの復旧です。

Android端末だったため、連絡帳のデータは無料でGoogleにバックアップが取られています。
また、写真や動画もGoogleフォトに自動的にバックアップが取られていました。
しかし、ここで問題となったのが写真や動画のバックアップがなされていた範囲です。
まず、Googleフォトへのバックアップでは元の取った写真を圧縮してから同期を行っているため、残念ながら画質が低下しています。
また、動画ファイルはその画質の低下がぱっと見でわかるレベルです。
特に問題だったのは、自分で適当なフォルダに入れておいた動画ファイルなどでした。
Googleフォトでは、そういった自分で取っていない写真や動画には初期設定ではバックアップが取られないようになっています。
そこのフォルダに入っているデータは完全にアクセスできないものとなってしまいました。
1つの救いは、そのスマホがAndroid端末でサブ機であったということです。
iPhoneの場合は?

では、iPhoneではどうなっていたでしょうか。
iPhoneなどはiCloudに自動的にある程度データがバックアップされるようになっています。ただ、Googleとは違って連絡帳のデータなどもiCloudのデータ容量を消費するため、もし、iCloudの容量がいっぱいになっているとバックアップが完璧にはできないことがあります。
私もiCloudの容量は最大まで利用しているため、写真や動画のバックアップは行えなくなっています。
もし、壊してしまったのがiPhoneだったらと、考えるだけで恐ろしいです。
そこで、皆さんも是非とも、iPhoneのバックアップは定期的に行って頂きたいです。
多くの方は、iTunesを利用してバックアップを行うと思うのですが、iTunesのソフトウェアは本当に重いです。
特に、Windowsパソコンをご利用の方にとっては、iCloudでのログインが必須であったりと使い勝手があまりよくありません。
バックアップソフトの紹介

そこで、私はバックアップソフトウェアとして「DearMob iPhoneマネージャー」というソフトを紹介します。
「DearMob iPhoneマネージャー」は有料のソフトウェアなのですが、このソフトウェアを利用すると、ほんの3クリックでiPhoneをまるごとバックアップできます。
それでは実際に「DearMob iPhoneマネージャー」でバックアップを行ってみましょう。
「DearMob iPhoneマネージャー」をダウンロード・インストールしたらソフトウェアを起動してください。
バックアップを行う際にパスワードで暗号化する設定を行わないとバックアップされるデータが完璧なものではなくなってしまいます。
そこで始めに設定からパスワードを設定する必要があります。
画面右上の歯車アイコンをクリックして、設定をクリックしてください。
次にパスワードを設定してください。

最後に画面右下のOKをクリックしてください。
それでは、「バックアップ」というアイコンをクリックしてください。

次に「バックアップを暗号化する」というチェックボックスにチェックが入っていることを確認して「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

バックアップの所要時間に関する警告が表示されますので、「OK」をクリックしてください。

するとiPhoneのバックアップが開始されます。
バックアップが終了するまでは、lightningケーブルを切断したり、パソコンやiPhoneの電源を切らないようにしてください。

最後にバックアップが終了したメッセージが表示されますので、それでバックアップは終了です。
復元方法も非常に簡単で、先ほどの画面の右上にある「バックアップファイルを復元」というボタンをクリックするだけでファイルの復元が可能となります。
今回紹介した「DearMob iPhoneマネージャー」は以下の公式サイトから利用可能です。
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