Torrentを利用した際に、極端にインターネット速度が遅くなることや切断されてしまうことがあります。
今回は、その原因と対処方法について解説します。
ネットが遅くなる理由
1.Torrentだけならファイルのせいかも

Torrentは仕組み上、多くのパソコンが同じファイルをダウンロードしていればいるほど、高速なダウンロードを行うことが可能です。
逆に言えば、あなたがダウンロードしようとしているファイルをダウンロードしている人が少なければ、通信速度が低速になってしまいます。
そういった際には、残念ながら対処方法はありません。
強いて言うならば、同じファイルをダウンロードできる別のTorrentファイルをインターネット上から探すしかありません。
2.パソコンのスペック不足かも

インターネットの通信速度が低速になったように見えて、実はパソコンのスペック不足の可能性もあります。
最新のパソコンでは、SSDという高速なストレージが採用されています。
しかし、5~6年以上前のパソコンですと、HDDというストレージが採用されている可能性が高いです。
そういった場合、いくら高速なインターネット回線を利用できても、ダウンロードしたファイルを保存するのが間に合わなくなってしまいます。
そうすると、自動的にインターネット回線速度を低速度になるようになっている可能性があります。
ネットが切れる理由

Torrentを利用すると、大量のデータ通信を行うため、ルーターという装置に大きな負荷がかかるようになります。
あなたのパソコンが無線LANであれば、その電波を出している機械です。
有線LANであれば、水色のケーブルが接続されている元の機械です。
ルーターに負荷がかかりすぎると、故障防止のために自動的に接続が切れるようになっています。
ネット低速化・切断の対処方法
では、どうすればそれを防ぐことが可能でしょうか?
1.回線を分ける

Torrentをダウンロードしながら、他の作業を同時並行で行いたい場合は回線をわけると解決します。
自宅でTorrentを利用している際は、Torrentでダウンロードしているパソコンの接続先を固定回線(フレッツ光など)にして、別の作業をスマホのテザリングなどの別のネット回線を利用しましょう。
また、同時並行で多くのファイルをダウンロードしたいときは、スマホで別のTorrentクライアントソフトを起動させて、回線を分けることで、ネットが低速になることを防ぐことができます。
2.帯域制限をする

帯域制限はネットが切れてしまうときに大きな効果が期待できます。
ルーター高負荷にならないようにインターネット速度を制限しましょう。
そうすることで、ルーターの強制シャットダウンを防ぐことができます。
トレントナビでは、帯域制限の設定方法を以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
コメントを残す